かける想い

2016年11月17日

いやあ、こんにちは。
ミスター慶應コンテスト2016エントリーNo.2の榧守慶です。
もうフィナーレまで残りちょっとの時間になってきたので
自分の気持ちってやつを初めて文章にしてみようかな、と思います。
It’s Meを見てくれた方には1回だけ涙ぐみながら話したけど、だれでも観ることができるブログでいうのはちょっとだけ恥ずかしいです(笑)

今までの自分だったらですね、、
自分の気持ちとか思うことって本当は胸の内に秘めておくものだと思ってて、あんまり言わないようにしてたんだけど、
やっぱりそういうことってしっかりと言葉にしなけりゃ伝えたい人に伝わらんということが、よ〜〜くわかったので、
自分の言葉で書こうと思います。
まじめなこととおふざけが混ざってるけど、これが自分らしいと思ったのでご容赦ください。

7月1日にミスター慶應のファイナリストが発表されて早5ヶ月、、お披露目当初は友人や知り合いから
“グランプリとれるでしょ”とか”1番かっこいいじゃん”なんて言ってもらえてやる気まんまんマンだったけど、
活動がはじまって1ヶ月…2ヶ月…と時間が経過していくうちに、自分はそんなに世間にウケてないのと、自分がミスターコンに向いてないんじゃないかっていう現実を突きつけられて
少しずつTwitterの更新頻度が減っていく。
今思えばお披露目当初の髪が長すぎてくりびつ仰天、あんだけ髪長かったらそらウケん。

そんな時、追い打ちをかけられるかように
色々なストレスに苛まれていたら活動どころではなくなり運営に迷惑をかけてしまった、なんて時期もあった。そのとき他の候補者から、俺のいないところで運営の子が涙を流してたと聞いたときは、本当に申し訳ないなと思ったし、こんなにも自分は弱い人間だったのかと少し落ち込んだ。

でも、とりあえず自分が今やらなければいけないことに
向き合おうと思い、切り替えようとするも、なかなか目に見えた結果が出なくて、やきもきし、早くミスター終わってくれないかな、なんて愚痴ったりする日々が続いた。

そんなことを思う日々でも、しっかり集合時間に行くとか、ビラ配り、パンフ配布は自分なりのやり方で真面目にやるとか、期限を守るとか、協力してくださっている企業の方々の求めることにしっかり応えるとか、
人としてやるべき当たり前ことはしっかりとやってきました。たまにできないこともあったけどね、そこはごめん、運営のみんな。

活動の中でもビラ配りとパンフ配布は本当に心から楽しかった。
もともと僕は仏頂ヅラだし、
Twitterでも面白いことを言うわけじゃないからクールでつまんないやつって印象をもたれがちですが、
本当はファイナリストの5人の中で一番人と話すことが大好きで、ずっとTwitterの文面だけでコミュニケーションとることに歯痒さを感じていたぼくにとってのパンフ配布は、誇張ではなく、本当に活動をやっていく上での楽しみであり、救いでした。

対面で話してみたら、カヤモリ話してみるとめっちゃ面白いねって言ってもらえるのが本当に嬉しくて、パンフ配布の途中他の候補者どうしでただ立って話してるだけ、なんてことがあっても、目にもくれずただ一心不乱にパンフレット配り続けたなあ。
1人でもパンフ配布やるってわがままを言って、運営に付き添ってもらったのは本当に申し訳なかったけど、本当にありがたかった。他の候補者がやる、やらない関わらず配布しようと行動してたあたりから徐々に応援してくれる人が増えたかな…。
家に帰ってTwitterをひらくと、今日は写真撮ってくれてありがとうございましたって写真付きでリプくれてたり、
面白い人だったから応援しますって言ってもらえたりすると、今日も配布頑張ってよかったなって、また頑張ろうって
活動に少しずつ熱が入っていった。

 

やっぱり熱が入ると、やる気のない人をみるとすごく嫌な気持ちになるものなんだね、
余談なんだけど、ミスター出る前まで理工学部体育会バスケ部っていう準体育会みたいな部活に入ってて、同期のAくんと一時期ピリついてたのは、
俺がやる気ないの見てすごい嫌だったんだろうなって
思いました。Aくんあのときはごめんね。(笑)

そんなわけで、パンフ配布真面目にやらない、とか、決められた集合時間に来ない、とか、言われたことをしっかりやらない、とか、その他諸々、いろいろ感じるものがあって、、
パンフ配布してくうちにジワジワと応援してくれる人が増えていって、、今ではすごい色んな人に応援してもらえるようになって本当に嬉しかったし、ミスター出てよかったなと思えるようになりました。
ここまできたら他の候補者にミスター慶應は渡さんぞ!!って沸々と自分の中で思うようになったんですよね。そう思ううちに、ああ、俺って負けず嫌いだったなあなんて昔の自分を取り戻すというか思い出したりもできました。

活動していて、
土日のパンフ配布だけじゃ限りがあると思うようになりました。
そこで僕が活用したのがイッツミーの生動画配信。平日はできるだけ応援してくれてる人とのコミュニケーションをTwitterのリプよりも濃く取りたかったので、
イッツミーはやっていてすごく楽しかったし、いつも見に来てくれる人には僕がどんなやつなのかよくわかってもらえてよかったと思います。

僕にとって、
応援してくれている人がいるってだけで
本当にとても幸せでした。
そんな応援してくれてる人に恩返しをしたいと思うようになりました。だからパンフ配布もイッツミーも頑張れました。

そんな感じでパンフ配布、イッツミーで好循環が生まれて、Twitterも途中から少しずつ頑張れました。
自分の好きなパンフ配布からいい流れが生まれて、、本当によかったなあと今では思ってます。
なんか、苦手なことを無理に頑張るんじゃなくて
自分の良さを伸ばすことで良い流れが生まれてきたら、
苦手なことも自然と頑張れるんだなってことがわかりました。

友達一人一人にLINEで色々お願いしたら
みんなから、投票してるよ〜とか、
友達にも投票させてるよ〜とか、
いつも見てるよ〜とか、
本番見に行くよ〜とか、
色んなこと言ってもらえて
自分の知らないところでこんなにも人が動いてくれているのか、、って本当に嬉しかった。

あと、
立教、上智、早稲田のステージを観ながら、
こんな素敵なステージをどんな気持ちで、どれだけの時間をかけて、スタッフの人たちは作ってるんだろうな、なんてぼーっと考えてたら
少し泣けてきて、、。
ステージを作ってる人たちの思いも背負って、ステージに立たなきゃなあと決心しました。

本番では。応援してくれてる人の期待も、
運営の期待にも、ぼくは応えます。

 

やっぱりミスター慶應って慶應という看板背負ってるわけじゃないですか。残りの大学2年間とその先の将来、その重い看板を背負ってやってくには相当な覚悟と資質が必要だと思うんですよね。4年生とは違ってまだまだ未熟な僕だけど、その覚悟と資質が僕にはあると思います。
今まで見てきてくれた人には、それがわかってもらえてることを信じています。

 

だから僕がミスター慶應を獲るし、

 

応援してくれている人たちのためにも、
期待をかけてくれている運営のためにも、
もちろん自分のためにも、
めちゃくちゃ重い色んな思いを背負って
ミスター慶應を獲らなきゃいけないと思っています。

 

 

はい、
素直な自分の気持ちはきっと全部話せたと思います。
ご清聴ありがとうございました。

三田祭最終日、ミスター慶應フィナーレでお会いしましょう。
僕の勇姿をどうか見届けてください。
みんなのおかげで頑張ってこれました。
ありがとう。

ミスター慶應コンテスト2016 エントリーNo.2
榧守 慶